ウォーキング入門と銘打った本は巷にたくさんありますが、本書はとにかくイラストや写真をふんだんに取り入れてあるので非常にわかりやすい、取っつきやすい作りとなっています。内容はところどころ専門的に踏み込むのですが、それを感じさせません。
健康につながるウォーキングの仕方を単に解説するだけでなく、自分の身体の状態を簡単なセルフチェックで把握するところにも多くの頁を割いてあり、ウォーキングを通じての「健康」に重点が置かれている内容です。実際にセルフチェックを試してみると日常気づいていない身体のアンバランスが容易にわかり、意識して歩くことができるようになりました(※私の場合は左足が内向きに入る傾向がありました)。
第3章では 目的別のウォーキングのプログラムが紹介されており、生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)対策、肩こり・腰痛対策、ダイエット目的など具体的な効果を狙いたい方にもお勧めできます。
著者の園原健弘さんはバルセロナオリンピックの50km競歩日本代表。もしや競技志向の内容では?といぶかって読み進めたのですが、園原さんは一般の方へ広く講演活動をしており、その経験を随所におりこんであります。素朴な疑問や陥りがちな失敗などを具体的に挙げながら理路整然と歯切れ良く説明してあります。
ウォーキングを始めたい方、漠然とウォーキングしていたけど少しステップアップしたい方など「まず1冊」と幅広くお勧めいたします。
(あっとウォーキングby K)
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