『エ スポート ミズノ』3Fシューズフロアには、ウォーキング、ランニング、トレッキングと、歩く~走るためにデザインされたシューズが販売されています。
“専用○○”に対して過剰に食いついてしまうワタシとしてはまず、ウォーキング、ランニング、トレッキングと、それぞれの専用シューズというのは何が違うのかが気になりました。野球やテニスなど各種スポーツに合わせたシューズに違いがあるのはわかるけれど、“歩く~走る”という動作はそれほど変わらないような気がします。
「確かに“歩く”と“走る”の基本的な動きは同じですし、ランニング用シューズを履いてウォーキングしても、大きな問題が出るわけではありません」と横山さん。「ですが、野球とテニスが違うように、“歩く”と“走る”を細かく分けていくと、それぞれに合わせた設計が必要になってくるのです。ランニングではつま先で地面を蹴った後、宙を飛んで着地しますよね。当然、足が受ける衝撃は強くなります。ウォーキングの3倍の負担が足にかかるため、それを和らげるために衝撃吸収性に優れたソール(靴底)を使用します。クッション性の高いもの、簡単に言えば柔らかいソールです。しかしウォーキングではそこまでの衝撃吸収性は必要ありません。柔らかいと逆に、足への負担になってしまうのです。ウォーキング用は“歩く”行為に合わせたクッション性、安定性、反発力のバランスを追求して設計されているのです。安定性が不足すると、足がブレてしまいます。反発力が高ければ地面を蹴り出すときに助けてくれますが、歩く速度に合っていないと、やはり負担になってしまいます。それらを適切にバランスさせたのがウォーキング用シューズなのです。なおトレッキングは“歩く”という点でウォーキングと似ていますが、こちらは悪路を歩く前提としているため、ソールの安定感、足全体のホールド性などを意識して作られています」
柔らかい=歩きやすいと考えていましたが、間違いだったようです。動きやスピード、場所を想像すると、ウォーキング、ランニング、トレッキングは確かに違う。
「さらに同じウォーキング用シューズでも、タイプによって設計が異なります」
エッ? あとはデザインで選べばいい、というわけではないの?
“歩く&走る”でも、用途に合わせて設計が異なる
“歩く”に限定しても、さらにバリエーションが!